創業準備段階でコロナ禍突入。ビジネスモデルの変更を経て創業し売上計画比150%達成。

相談のきっかけ

岩手初のオフィスマッサージ業として創業を目指す
長年のマッサージ経験を活かし、岩手県では初めてとなるオフィスマッサージ業(企業へ訪問し社内で出張マッサージを行う)の創業を目指し、創業計画作成と創業知識習得の為によろず支援拠点に来訪された。相談当初は、創業計画書の作成から始まり、名刺の構成やチラシの作成といった販促ツールの検討、顧客リスト作成や顧客へのアプローチ方法の検討を行っていた。

課題整理・分析

コロナ禍突入によりビジネスモデルの崩壊
名刺やチラシが完成し営業先リストをもとにDM発送ができる状況となったところに、新型コロナウイルス感染症が拡大。「三密、非対面非接触」等の言葉が浸透し当初検討していたビジネスモデルは受け入れられない状況となった。相談者とCOの話し合いの結果、現時点でのオフィスマッサージの創業は見送ることにした。

解決策の提案と実施

強みを活かしたビジネスモデルの変換
コロナ禍でサービス業が逆風に立たされるなか、あえて店舗型でのリラクゼーションサロンの開業を提案。完全予約制の個室プライベートサロンの形態をとることでコロナ感染リスクの抑制を図りながら、コロナ禍で疲弊している男性をターゲットとして店舗づくりしていくこととした。

支援の成果

売上計画比150%達成!
創業後1年を経過し当初の売上目標の150%を達成した。今後、新規雇用によりベッド数や店舗の拡大を目指していく。

◎相談者の声

初めてよろず支援拠点に相談して以降、コロナによる時代の変化が起こり、創業を目指していた私は大きな不安を感じていました。そんな中、計画の変更などに関わる様々なアドバイスをいただいたことで不安を払拭することができ開業することが出来ました。

◎岩手よろず支援のポイント

コロナ禍の外出自粛等の制限がある生活の中で、非日常を体験できる空間づくりを行うことを提案。料金設定においても、安売りすることなく特別感や高級感を感じてもらう店舗作りに取り組んだ。

担当コーディネーター千田 直樹CO

COCOSIA
◎代表者名/松森育美
◎住所/岩手県盛岡市中央通1丁目11-15 マルビル2-5F